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日銀の利下げ幅0.2%の意味とは

11月 1st, 2008

2008年10月は資産運用業界にとって当分記憶から消えない月となるだろう。Wall Street Journalの表現を借りれば、まさに “Brutal Month” であった。打ち合わせの前後には、ひとしきり前場の状況や、昨日の終値についての議論を誰からともなく振ってしまい、余りに頻繁なために、若干他人事感まで漂う始末である。(確かに市場の動きに対してファンドマネージャーというものは干渉し得ないから他人事と言えば他人事か・・・。)総じて今はじっと我慢の時と、焦る自分を繋ぎ止めるので精一杯という状況が一月続いたというところか。

さて、本題である。ご案内の通りであるが、日銀が10月31日利下げを実施したが、その利下げ幅について議論があったようだ。通常は、過半数による多数決でシャンシャンで決まるものだが、今回は委員の利下げ幅についての意見が、0.25%と0.2%で大きく割れ、4対4の同数となったため、白川総裁が議長として決したものだ。0.2%値下げというニュース速報を知った時、ひとしきり職場では、議論があった。なんで0.25%じゃないのかと・・・。結局結論としては、0.25%にしてしまうと、もう1回しか利下げ余地が無い。けれど、0.2%なら、もう一回0.2%下げを実施し、最後に0.1%下げという、もう一回分を追加できるじゃないかということだった。確かに理論的には、そうかもしれないけれど、0.1%下げという手段が一回分に相当するのかどうか・・・。11月27日に議事要旨が公開されるが、内容が楽しみである。

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